ヨーロッパ旅行記〜帰国〜

朝起きる

帰国とともに発熱してしまい、書くことができず数日投稿があきました。もう帰国していますが、振り返って書きます。

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天気がいい!

朝早くに起きて、9時から発売されるアンネ・フランク博物館の当日券を取ろうとするも、飛行機に間に合う時間にはなかったので、泣く泣く諦めます。

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泊まったホテル。初日大麻臭かったこと以外は大変良かったです。ありがとうございました。

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特にフルーツを自由にもらっていいシステムが良さすぎた。オレンジ美味しすぎ!最高!

今日は帰国ですので、スキポール空港から飛び立ちます。

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その前に、ミッフィーのお店に行ってミッフィー好きのお友だちのためにお土産を買います。

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ミッフィーのお店に行く途中の風景。トラムを降りたところ。素敵な街です。

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朝ごはん。カフェのお姉さんが歌いながらラテを作ってくれたので、可愛くて赤面してしまいました。

空港へ

ホテルからトラムに乗り、アムステルダム南駅から鉄道に乗って、スキポール空港に向かいます。行きに買った鉄道の往復券が、一日往復券だったとこの時気付き(値段は変わらない)、改札を通れなくて大混乱になります。どうにかならないかとインフォメーションの人に聞いてみようと、「このチケットで改札を通りたいんですが……」まで説明したところで、最後まで聞かれず改札を開けてどうぞと言われる。いいのか?

混乱しながら乗車するも、特に問題なく空港につきました。いいのか……?

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今日のパプリカ。

いっぱいパプリカ味を見るんですが、パプリカ味というかBBQとかカラムーチョみたいな味がする。どういうことなんだろ?

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お昼ご飯は、これで€12.65なことにキレながら買ったマック。キレてるのでレシート付き。やはりヨーロッパは物価が高いです。フィリピンに行った時は、物価が安すぎて動揺しましたが、ヨーロッパの人も日本に来たら動揺するんでしょうか?サイゼとかに来た日には発狂しそう。

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この飛行機に乗って、長旅を終えようと思います!はー楽しかった!!

出国審査のスタンプ押してくれる人が、めちゃくちゃ無愛想でニコリともしないんですけど、去り際に無表情で「アリガトウ」って言ってくれて、ふわっ?!ってなった。こちらこそありがとうございました!

フライト

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乗ったほぼ直後にでてきた機内食。チキンと炊き込みご飯とサラダとマフィン。昼食は出ないものだと思って、マックを食べてしまっていたので、かなり満腹。しかし頑張って食べます。うーん、おいしいの、か?行きの機内食があまりにも美味しかったので期待した分、ちょっと違うなあと思ってしまった。というかすごいしょっぱい!舌が痺れるくらいしょっぱいです。この旅行で足りなかった塩の分が、ここでバランスとってきたのか?と思うくらいのしょっぱさ。でも味はまあまあ美味しい、という感じ。相変わらずパンがふわふわで美味しいです。

偏西風の関係で、行きは12時間半くらいだったフライトが、帰りは11時間弱。日本時間の朝9時くらいに着く計算です。本来ならはじめの2時間くらい起きて、その後睡眠に当てることで時差ボケを直したいところ。しかし、飛行機内が激暑く、腰も痛く、隣で彼氏がすやすや眠る中、なかなか眠れません。仕方なく、日記をポチポチ書いて、映画見て、iPadでお絵かきしながら時間をつぶします。本当に2時間弱くらいしか眠れなかった。

そして若干風邪っぽいのがすごいつらい。このままこの風邪を拗らせて3日くらい辛かったのでした。飛行機の乾燥はやっぱりよくないのかな?

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本日のパプリカ(赤いソースのところ)。

全然眠れなかった……と思いつつ、フライト最後の2時間弱で朝ごはんです。キッシュのパプリカソースかけ(浸し?)とスクランブルエッグ、ヨーグルト、フルーツ、パン。これもまあまあ美味しかった。まあまあ?という感じ。なんだかなー、日本から積んだご飯だから震えるほど美味しかったのかな?でも、苦手なパプリカだからかもしれない。まさかの最後の食事がパプリカ。本日のパプリカの伏線(?)がここで生きるとは……。

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ということで、まったく眠れなかったんですが着です!この日、関東はめちゃくちゃな強風が吹いていたらしく、飛行機がこれまでに経験したことないほど揺れました。突然下に落ちるみたいな上下の揺れが何度もある感じ。あの内臓のフワッとする感じが昔からどうしても苦手で、そのせいでジェットコースターとかも乗れないのに……。最後の30分は本当に拷問でした。めちゃくちゃ揺れるし、ご飯食べたばかりだし、風邪気味だし、寝不足だし……でほぼ吐く直前のグロッキーになりながら成田着。ほ、本当に死ぬかと思った。

おわりに

最後は大変だったのですが、本当に楽しい11日間でした。今まで食べたことない美味しさや味との出会いや、歴史的な瞬間、見たことのないもの、知らなかったこと、綺麗な景色……全部が全部楽しかったです!そして何より、この楽しさには、何があっても一緒に楽しめるし、何があってもこの人となら大丈夫だという人と行けたことにあると思います。本当にありがとう……!

ここまで読んでくださった方々も本当にありがとうございました。「一緒に行ってる気になった」と言ってもらえたり、面白かったと言ってもらえたりして、日記の書きがいがありました。また、なにかあったら書いたいな〜!

また、いろんな国行きたい気持ちを固めつつ、今回の旅行記は終わりにします。ばいばーい👋

 

ヨーロッパ旅行記〜アムステルダム〜

朝起きる

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おはよう!とっても良い朝です。今日はアムステルダム観光。昨日買っておいた、48時間公共交通機関乗り放題チケットで出かけましょう〜!

オランダのトラムは青白でとっても綺麗です。絵になりますね。

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オムレツが有名らしいので、オムレツで朝ごはん。チキンとバジルとモッツァレラのを選びました。卵ふわっふわとろっとろ、モッツァレラがモッツァーと伸び、食べ応えのあるごろごろチキンであまりにも美味しい。うわー、オムレツって正直オムライス の下位互換だと思ってたけど、こんなに美味しいししっかりお腹にたまるんだねえ。日曜日のブランチとかに、お家で作ってみたいおしゃメニューだわ!

そして、店内で機械がガシャガシャ絞ってる、フレッシュオレンジジュースがすっっっごく甘くて美味しーい!オレンジジュースって酸っぱくて、酸で身体がカッカ熱を持っちゃうので苦手だったのですが、これは全然酸っぱくない!酸っぱくないのに、とっても爽やかでビタミン体内に直送という感じだー!これはオレンジジュースにハマってしまいそう。

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さっきまで晴れてたのに、ご飯を食べている間に大雨が降り、そしてお店を出た瞬間に止みました。路面が水でキラキラしていて綺麗。

運河クルーズ

アムステルダムは、街に張り巡らされた5つの運河が特徴的な街です。行く前からこの運河クルーズをしたかったんですよね!朝食を食べた後晴れていたので、クルーズしようと船に乗ります。

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乗った直後は晴れてたのに……。

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徐々に不穏な感じになる空……。

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そしたら雨が降ってきてしまいました。あららら……。でもどんよりした運河の街も、重みがあってかっこいいですね。

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と思ったら晴れ間ものぞきます。なんだこの天気。ロンドンでアムステルダムの天気を調べた際、BBCが晴れと雨のアイコンを出しており「もっと真面目に天気を予報してくれ」って思っていたのですが、この天気は晴れと雨ですね。疑ってごめん、BBC

ハウスボート博物館

クルーズの途中、運河の両脇に様々な船が停泊していました。それらはがっちり岸に固定されていたり、完全に足元が埋め立てられてしまっていたりしていて、運河を進むための船とは到底思えません。

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こういうやつ。

どうやら、このボートたちはハウスボートといって、誰かのお家らしい!住んでるの?!

このハウスボートの博物館があるらしく、興味津々で訪れます。

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うわ素敵!天井がすごい低いし、お金もものすごくかかるそうなので、自分は別に住みたいとは思わないけど、住みたくなる気持ちも分かる。

ところどころで、ボートに住んでるけど、実質はすごく優雅で文化的な暮らしをしてることを強くアピールしてくる。確かに、クルーズから若干のぞけた様々な窓からは、悠々自適にコーヒー飲んだり、読書したり、アトリエみたいなのがあったり……というのが伺えました。きっとお金持ちの優雅な生活なんだろうな〜というのが分かりますね。

ハウスボート博物館から出ると、めちゃくちゃ大雨だ!どちらも傘を忘れてしまったので、フードをかぶって早足で次の目的地である王宮を目指します。

また、さっきみたいにすぐ止むんだろうなあと思っていたのは甘く、どんどん大雨になります。ヨーロッパの人々、ちょっとやそっとじゃ傘をささないのですが、そんな彼らも傘をさしていく大雨。あっという間に濡れ鼠になってしまいました……寒い!!

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と、偶然昨日から目をつけていたストロープワッフル屋さんを発見し駆け込みます。ベルギーワッフルは、日本で想像する通りのワッフルですが、オランダではワッフルと言ったらこれだそう。薄いワッフル型のクッキーに、キャラメルシロップ?を挟んで、チョコとトッピングをつけてくれます。オランダに来たことのある彼氏が、これが美味しい!とずっと言っていたのでめちゃくちゃ楽しみにしていたのでした!

ひえーめちゃくちゃ甘くて、しっとりしていて最高だ!見た目からパリパリなのかな?と思いましたが、シロップが挟んであるからか、かなりねっちりしっとりです。一口食べると、温かいシロップがトローっと出てきて、キャラメルとクッキーを同時に食べる罪深さと幸福さを感じます。

出来立てではないストロープワッフルを食べる時は、温かいコーヒーや紅茶の上に置いて温めると、シロップがまたトロッとするそうです!美味しすぎてお土産にいっぱい買ったのでやってみよーっと。

オランダ王宮

次に楽しみにしてたのは、絢爛豪華だというオランダ王宮!昔からヨーロッパの貴族や王族のはなやかな文化が大好きなので、王宮という言葉を聞くだけでワクワクしてしまいます。

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入り口の階段を上がり、メインホールに入った瞬間にあまりの美しさに絶句してしまいます。その後は、「すごい……すごい……綺麗……」とぶつぶつ繰り返すだけになる。

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どの部屋も、輝かしいばかりのシャンデリアや、真っ白な大理石、繊細なアンティーク家具で彩られています。うひょーまじ?!とくに使うこともないのに、いつか絵を描きたいと資料写真を撮りまくる。

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さすがお花の国。生花の飾りがいたるところに置いてあり、さらにそれらひとつひとつがドキドキするほど美しいです。お花はいつ見ても綺麗ですが、寒くてどんよりしていて、色のない冬に見るお花はより輝いて見えますね。

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とくに心を奪われたのが、見渡す限りの大理石の彫刻による装飾です。マジで、装飾されてない壁がないくらい。神話の登場人物のまわりを彩る、お花にリボン、木の実、貝殻、楽器……世の中の素敵なものを全て列挙したみたいなモチーフの数々、美しくないわけがないじゃん!ずるいじゃん!

この王宮、もともとはシティホールとして作られたんだそう。こんな豪華なシティホールあってたまるかよ。

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王宮を出ると、完全に晴れに。

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アンネ・フランクの家博物館。なのですが、チケットは完全に限られた数をオンライン販売でしかしてないそうで、今日の分は売り切れ。入ることは叶わないのでした……。

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これは、博物館の裏手のアンネの家。

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やることがなくなってしまったので、ちょっとお散歩。雨上がりの夕焼けはとっても綺麗で、アムステルダムに来て本当によかったと感じるのでした。

レッドライト地区売春資料館

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2枚目のストロープワッフルを食べながら、次どうするか相談。夕飯を食べるかという話でしたが、ストロープワッフルで完全にお腹一杯に。薄いように見えて、実際は結構重い……。

アムステルダムには、レッドライト地区という売春が合法な地区があり、そこについての資料館があるというので行ってみようということに。

レッドライト地区に近づけば近づくほど、人が多くなり、いかがわしい感じに。大麻とタバコの香りがキツい。赤いライトに照らされた窓がいっぱいあって、その中で綺麗なお姉さんたちがお客さんが来るのを待っています。店前のメニューを見たり、ペットショップで犬を見たり、ウインドウショッピングしたり、そんな感じ。単に商品が女の人ってだけなのかなあっていう光景でした。

資料館は、結構生々しかったので写真はなし。21歳以上で、かつ自分の意思であれば、売春は合法なんだって。でも、やっぱり人身売買だったり、脅迫されたりして結局身を売ることになってしまっている人が多いよ、という展示は結構ショッキングでした。話としては分かるけどね、やっぱり実際見ると違うよね。

人種も年齢も問わず、性欲と好奇心で人が行き交うごちゃごちゃ感に、最高に人間みを感じます。こういうところ興味としてはすごいあるんだけど、実際地区を歩いたり経験したりするのはビビりなので無理。資料館で実情をうわべだけでも知れたのは、美味しいところだけもらえる感じでよかった。

エモーショナルになってしまった!SMコスプレできたり、みんなの性体験懺悔室みたいなのもあって面白い資料館だった!

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王宮の前通りかかったら、誰かがシャボン玉を飛ばしていて綺麗でした。

夕飯

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最後の晩餐だ!乾杯!

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インドネシア風牛肉のシチューとサツマイモのフライ、ツナステーキ、ポテトフライ!やっぱりオランダ料理めーーーーーっちゃおいしい!とにかく味がしっかりする。料理へのハードルを下げてくれ、食への感動を大きくしてくれたイギリスに感謝。

シチューはピリッとスパイシーで、甘いサツマイモのフライと調和を見せている……。マグロは多分ソースがお醤油ベースで、郷愁を誘うよ〜!知っている味の中にも食べるまで想像のつかないスパイスの味が効いていて、食の世界が広がる!うめーーーー!ビール合う〜!

今日で本当に旅行最終日です。マジで食べ物のことしか書いてなくない?って振り返って感じるな。ではまた明日!

 

ヨーロッパ旅行記〜ロンドン→アムステルダム〜

朝起きる

今日こそ本当にロンドンを旅立つ日です。昨日と違ってガトウィッグ空港への特急が生きているので、昨日より遅くに起きることができました。昨日の間に、なんとなく荷物もまとまっているので、ちゃかちゃか荷造りして、チェックアウトします。勘違いもするもんだね(正当化)

鉄道のでるヴィクトリア駅からホテルが近かったので、歩いて行きます。途中、大きなスーパーがあったので、お土産と朝ごはんを買うことに。

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本日のパプリカ(とピーマン)。

ロンドンからの旅立ち

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ガトウィック・エクスプレス。めちゃくちゃすいてました。

離れゆくロンドンがとても切ないです。また来たい……できるならまた住んでみたい……。

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さきほどのスーパーで買ったサンドウィッチとアールグレイカニカマとエビがマヨネーズ的なものであえてあって、意外にもおいしい。回転寿司のシーフードサラダの上部分がパンに挟まってる感じ。これが£2なので嬉しいな。ありがとう、近所の大きめスーパー。

ガトウィック空港は、はじめの印象は第三ターミナル?という感じ。でも、チェックインをオンラインでしか認めてなかったり(チェックインとは?)、荷物の預け入れや搭乗手続きがすべて自動化されてたりだとか、かなり先進的でした。出国手続き後のエリアがかなり充実してて、第3ターミナルは失礼であるということが発覚しました。

でも、乗りたい飛行機まで10分くらい歩かなくちゃいけなくて、貧民を感じた。ロンドン→アムステルダムの値段が6,500円とかだし仕方ないけどね。6,500円って意味わからなくないですか?ヨーロッパに住めば、北海道に行くような値段で他の国に行けるの羨ましすぎる……。

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こちらの若干不安なオレンジ色の小さな飛行機でイギリスを旅立ちます。さようならイギリス。

この飛行機の中は、乗り慣れたLCCって感じでした。

アムステルダム

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1週間ぶりのアムステルダムに到着です。

いや寒くない?ロンドンよりちょっと北にあるだけなのに、凍えるほど寒い。

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おなじみのバーガーキング。1週間前にもらったクーポンを取っておいたおかげで、爆安になりました。不思議な紙だ。

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ポケモンGOを開いたら、見たことない数字になってた上に、めちゃくちゃふしぎのアメもらえた!嬉しい。

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ホテルに行くためのトラム(路面電車)に乗ろうとするも、なぜか目的の番号のトラムがすべて回送になってしまう。何かアナウンスで言ってるけど、オランダ語だからわからない!(英語だとしてもそんなにわからないけど)

どうやら、向かう先で事故があったらしいということが(彼氏には)分かったので、Uberでホテルに向かうことに。Uberでホテルに向かっていると、確かにトラムにぶつかって粉々の車の破片が散らばってました。路面電車の走る街、絶対運転したくないな。

17時くらいにホテルに着きます。部屋を開けた途端、うっすら大麻の匂いがして、びっくりして窓を開けたらさらに匂いが強くなりました。多分、下の階の人が吸ってるのかも?うんざりして、エアコンの換気をつけます。

オランダは軽い麻薬は合法なので、至る所で大麻の匂いがします。特に、コーヒーショップと呼ばれる場所は大麻を吸う場所らしく、その前を通ると、頭の痛くなるような香りがする……。大麻の匂いが分かるようになったのが、今回の旅の大きな収穫かもしれない……。

夜ご飯へ

20:30にレストランを予約したので、それまで特に観光に出るでもなく、ホテルでゴロゴロしたり、日記を書いたりして羽を伸ばします。富士通のエアコンの換気をガンガンに回したら、大麻の匂いはだいぶ取れました。本当にもう。

19:45くらいに夕食に向けて出発。初めてアムステルダムのトラムに乗って、降りる際に戸惑った結果、彼氏が降り場で降りられず涙の別れをしましたが、お店の前で合流。特に慈悲もなく去っていくトラムに手を振った経験は忘れられそうにありません。冷たくない?

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夕飯!わたしはオランダ料理のミートボールを頼みました。この夕飯、美味しすぎて本気でびっくりしました。この旅行で食べた食事の中で一番美味しかったかもしれない。お肉は肉肉しくもナツメグで素晴らしいバランスで味が整ってるし、とくに下に引いてある玉ねぎとにんじんとじゃがいも?を煮込んだものが美味しすぎる!野菜の旨味と甘さがギュッと濃縮されてて、大量にあったのにパクパク食べられちゃいました。付け合わせのピクルスも、普段はそんなに嬉しくないのに、まったりしたお肉と野菜にちょうどいい爽やかさを与えてくれる……なんて完成された料理なんだ……!

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とりあえず大好きなハイネケンでいただきます。脂の多い料理に、すっきり軽やかなハイネケンが合う〜!最高だ、オランダ料理、完成しすぎている。

なんというか、美味しすぎて、相対的に昨日までのイギリス料理がやっぱりそんなに美味しくなかったということを再確認してしまった。罪な料理だ……。

明日は本格的にアムステルダムを観光します〜!運河の町、ちょっと歩いただけですごい綺麗なので、とっても楽しみです。おやすみなさーい!

ヨーロッパ旅行記〜ロンドン4〜

朝起きる

アムステルダムまでの飛行機が11時半にあるので、朝早くからパッキングを始めました。今日に限って空港行きの鉄道が整備のため運行しておらず、空港まで2時間鈍行で行かなくてはなりません。

ロンドンを離れる寂しさを感じながら、大急ぎでパッキングを終えて、チェックアウトしにフロントに行きます。フロントのお姉さんが、予約を確認して首を傾げました。

「チェックアウトは明日になってますね」

……え?

緊張が走ります。一旦フロントを離れ、どうすべきか決めることに。もう当日なのでホテルの一泊の料金は帰ってこないし、フライトをキャンセルして明日にしてもアムステルダムのホテルの料金もあるし、あっでもアムステルダムのホテル今日取れてないかも?本当にフライト今日だっけ?

あっ!!!!!!!!!!フライト明日じゃん!!!!!!!!!!アムステルダムのホテルも明日からだし、事前に作った旅程表にも今日はまだロンドンの日だ。

……とりあえず、早起きだったので寝ますね。おやすみなさい〜……

朝起きる2

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何事もなかったように、10時に起きました。今日もロンドン基本天気どんより曇り。

特に予定はなかったけど、何をしようかね?毎日毎日、前日に予定を決める生活をしていたので、1日間違えてたんだろうな……

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食べ損ねていたイングリッシュブレックファスト。本当はこのお店の近くの、ザ・ブレックファスト・クラブっていう有名店に行く予定だったのですが、激混みなので別店へ。

わたしは、フル・ブレックファストが泣くほど苦手なので、エッグベネディクトにしました。うーんポーチドエッグがトロトロでおいしーい。パンがめちゃくちゃ固くて食べにくいけど美味しい。

食べさせてもらったフル・ブレックファストはやっぱり苦手でした。なんで豆でお皿をぐちょぐちょにしてしまうん?

キングス・クロス駅と大英図書館

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ホグワーツ特急で有名なキングス・クロス駅にチラッと訪れました。壁に向かってカートを突っ込ませる撮影スポットに長蛇の列ができていて、撮影のために何時間待ちになっていて笑う。撮影のためにマフラーを一人一人ぱたぱたさせるお兄さんの顔が完全に死んでてそれも笑う。キングス・クロス駅ですでに杖を掲げてるのは若干の解釈違いがあります。

隣にはハリポタショップがあって、そこにもたくさんの人がいました。うーん、商業〜。

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キングス・クロスのすぐ隣の大英図書館。特に敬虔な図書館情報学徒ではないので、ショップを見て、マグナ・カルタを見て、利用者がだらーんとするのを見て見学終わり。日曜日だったのでどこもあんまり空いてなかったですね。

クリームティ

アフタヌーンティー以降、スコーンを食べてないと駄々をこねたので、クリームティ(紅茶とスコーンのセット)を嗜みにカフェを探します。

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え、かわいくない!?!??!??!?!?!わたしの心の中の女児大喜び。店内にはドレス姿の女の子たちがわいわいしていて、すごくほっこりしました。もしわたしが女児だったら、土日になるたびに両親にこのお店に連れてくるよう駄々をこねると思う。24才の今でも、駄々こねるか直前まで迷うもの。

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クリームティのメニュー。

味がふたつえらべるので、プレーンとアップル&シナモンにしました。もーーーさっくさくふわふわでおいしい!あとやっぱりクロテッドクリームが最高においしい……。

店内も卓上も華やかで、どこに目をやっても幸福度が上がるぞ!さすが不思議の国のアリスが生み出される国だよ、本当にさ!

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老舗デパート、リバティにちょこっと寄る。現在のデパートという言葉からは想像つかないんですが、店内がすべて木造で、建物丸ごとアンティークな雰囲気を醸し出していて素敵でした。中で売ってるのはモダンでファッショナブルだから、ちょっとこのギャップがおもしろい。特に手の届く値段のものはなかったので、お手洗いと木造のエレベーターを満喫して外へ。

バッキンガム宮殿

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ここがあの女(女王陛下)のハウスね!

自宅の目の前の門にこれだけの人が集まるの、結構嫌だな。と思いながらも、他所様の自宅の前で、飛んだり跳ねたり、ポーズを決めたりして写真を撮りました。あと微動だにしない衛兵にアテレコして遊んだりしてた。周りの人が日本語わからないからって、いろいろなところで好き勝手なこと言ってる。日本に来てる外国の人も結構いろいろ言ってるんだろうな。

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門もとっても立派です、当たり前なんだけど。

今日は意外と時間があって、リバティのあとどこに行くか迷ったくらいなので、衛兵の交替式見ればよかったなあ。ウエストミンスター寺院もセントポール大聖堂も、もう一度行ってみたいと思っていたところだったのですが、キリスト教の国はやっぱり日曜日は特殊で難しいですね。次回に期待です。

本屋さんに行って、自分用のお土産の花の妖精の本を買ってホクホクです。あと、紅茶を飲みまくってるので、お手洗いの感覚が短い。半泣きになりながら、お手洗いを探しながら歩きました。結局マクドナルドのお手洗いをこっそり借りた。ありがとうマクドナルド、大好き。

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今日のテレフォンボックス。スマホが普及して、誰もテレフォンボックス使わないと思うんだけど、どうなんだろう?でも景観としてとてもかっこいいので

なくなって欲しくはないところ

パブってGO

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昨日、フィッシュアンドチップスにひどい仕打ちを受けたので、今日はそれを浄化するために良いパブにきました。3種類のミニパイと、3種類のエール、そしてフィッシュアンドチップスです。お魚に油が乗ってふわふわだし、香ばしくサクッと揚がってるし、ちょっとミントの効いたタルタルソースもおいしい……こうあってほしいフィッシュアンドチップス……。昨日の最悪のと今日の最高のやつ、どっちがイギリスの平均フィッシュアンドチップス味に近いのか非常に気になります。エールも水のようにゴクゴク飲めるぜ!爽やかな気持ちになるぜ!

パイはそもそもあんまり得意ではないことを、食べてから思い出しました。でも、それを抜きにすれば、ちゃんと味もついてるしおいしいと思う。美味しいの評価が「味があるかどうか」になってしまったこと自体が悲しい。なんて国だよ。

追加で頼んだポテトチップスが、あまりにも美味しくなくてびっくりした。ちょっと気を抜くと美味しくないものに当たるの、結構すごい。慎重に食を選ぶ必要がある。

とにかく、でも総合的には美味しい食事でした。

最終日、やり残したことをやったり、後悔しそうなことを上書きすることができました。もう1日あって本当によかった!勘違いもするものです(?)ロンドンという街は、先進的な大都会の雰囲気と伝統あるクラシカルな雰囲気が融合しており、何度でも行きたいと思える(食を除けば)大好きな街です。今回、さらにその(食を除けば)好きを再確認しました。また来たいなまた来たいなまた来たいな〜〜!!!!!!

明日はアムステルダムへのフライトです。旅もそろそろ終わりですが、まだまだ寂しさよりワクワクが勝ってます。それではまた明日〜。

 

 

 

ヨーロッパ旅行記〜ロンドン3〜

朝起きる

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ホテルのまわりです。とっても綺麗に晴れの日です☀️

今日は当初の予定ではレンタカーでストーンヘンジに行く予定でしたが、Airbnbの人に「もっといいところがある」と止められたため、急遽オックスフォードに変更しました。アリスとハリーポッター大好きなので楽しみ〜!

ロンドンの滞在はあと1日あるのに、謎に最終日だとかんちがいしていて、オックスフォードに行く前に、行きたかったリージェンツパークとベイカーストリートに行くことに。本当になんで勘違いしてたんだ?

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微妙に曇ってきてちょっと寒いけど、薄い雲とそこから透ける日光が荘厳。

リージェンツパークは個人的に思い入れの強い公園です。綺麗だし、広いし、都会の中にある特別な場所という雰囲気が漂っていて、子供ながら人々の癒しを感じたものです。

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とまあ、適当に良さそうなことを書いたものの、多分心に残ってるのは公園にたくさんリスがいるからでしょう。エサをもらえると思って近寄ってくる様子が、野生を失ってて非常にかわいい!エサはないよ〜や〜い、写真を撮っちゃうよ〜

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シャーロック・ホームズで有名なベイカーストリートの221B。シャーロック・ホームズが好きなのは、高校生の時にSHERLOCKBBCの現代版シャーロック・ホームズのドラマ)の沼に深く落ちたからなので、若干邪な気持ちを感じます。今は穏やかな気持ちで微笑みながらこの地を訪れることができました。高校生の私も浮かばれることでしょう。

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12時前、ベイカーストリート駅前のカフェにて。昼食のような、朝食のような……。£5くらい払ってるのに、パンがおいしくなくてもそもそ食べる。なんかなーなんかおいしくないんだよなー、まずいとまでは言わないんだけどなー、言わないんだけどな……。

それではオックスフォードへ出発しましょう〜!

オックスフォード到着

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オックスフォードへは、鉄道に1時間ほど乗って向かいます。特に何の疑問もなく、ロンドン市内の地下鉄やバスに乗るように、改札にApple Payをタッチしました。何の問題無く改札が開きます。

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鉄道に乗ってすぐ、ロンドン郊外の町(窓が汚い)

鉄道は、ロンドン郊外の町を抜け、緑の草原を走っていきます。空はまた徐々に晴れていき、柔らかな日光がのどかな景色を照らしていて、異国情緒あふれながらもどこかノスタルジーを感じます(窓は汚いですが)。

そんな非日常さに心を躍らせながらオックスフォードのプラットフォームに降り立ち、何の疑問もなくApple Payで改札を通ります。通ろうとしました。通ろうとしましたが、何度タッチしても改札が開きません。なんで?!?!??!??!!

どうやら、オックスフォードに行く鉄道はApple Payには対応しておらず、別で切符を買う必要があったそう。ええー、じゃあ乗り場の改札をApple Payで開けないでよ!ややこしいな!

切符なし乗車には、正規の運賃の2倍か£20が請求される可能性あり、というプラットフォームの注意書きを見た我々の間に緊張感が走ります。正規の往復の切符が£28だそうなので、行きの切符なし乗車で最悪£28が請求されるのかな?往復で6000円くらい?ひえー今回のロンドン→アムステルダム行きの飛行機より高い……。(この飛行機が爆安であるという説もある)

わたしは英語で紅茶のおかわりを頼むことしかできないので、駅員さんに状況を説明する彼氏を、後ろからなすすべなく見守ります。そしたら特に問題無く切符を買わせてくれました。よくある事なんだろうか……?

わたし一人だったら改札を出られる事なく、すごすごロンドン行きの列車に乗っていたと思います、ありがとう。紅茶のおかわりを頼むときは任せてくれ。

オックスフォード観光

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と、いうことで着いたぞー!イギリス最古の大学街、オックスフォード!!

古い街の中に、オックスフォード大学の様々なカレッジ(学部みたいなもの?)の建物がいたるところにあるらしく、大学と街が融合したまさに大学街ですね。

ふらーっと歩いていたら、2時間の無料の街歩きツアーみたいなのがあるということで、参加することに。ツアーのガイドさんが多分面白おかしく説明してくれてるんだと思うんだけど、多分全体の0.5割くらいしか理解できなかったと思う……悲しい……。

あと雲ひとつない快晴なんだけど、風が冷たすぎるので凍えて死ぬかと思った。でもまあ、オックスフォードで凍死するなら結構いいかも。

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ハリーポッターのロケ地になったということも納得のファンタジックな建物たち。こんなに素敵な大学で学んでいる大学生がいるというのは、わたしの大学生像とかけ離れていてむしろそれがファンタジーに思える。いやーでも通ってみたいなあ、いいなあ〜!すれ違う大学生はみんなわいわいキラキラしていて、やっぱり楽しいのかな?と思う。いやでも、景色のフィルターがかかりすぎてる気もしてきた。

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ツアー後めちゃくちゃお腹がすいていたため、うっかり買ってしまったクッキーがあまりにも美味しすぎて感動した。わたしオックスフォード大学の学生になりたい!それで毎日ここのクッキー食べるんだ!

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お昼ご飯(16時すぎ)の何かしらのスパイシーなご飯。これも美味しくてびっくりした!連日、食べ物に期待しては微妙にがっかりするを繰り返していたので、食べ物に対する初期の期待ゲージが低くなってきたところに、まあまあ美味しい(言い方)ものが飛び込んできてびっくりした感じ。あとお米がおいしい〜!やっぱりお米なんだわ。

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日が暮れて、さらに美しい街並み。もうだめだ、ファンタジーの世界から帰れなくなりそう。こんなに美しい街があるのに、どうしてわたしはここに住んでないんだ?ってなっちゃうもの。

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クライストチャーチは、ハリーポッターの食堂と階段のロケ地だそう。本来£15かかるけど、ツアーのガイドさんが言うには、一般公開している夕方の聖歌の時間に参加すれば、無料で入れるらしい。ということで、観光客と地元の人入り混じる夕方の祈りに参加。聖歌を一緒に歌ったり、聖書を読み上げたり、聖歌隊の歌を聴いたりしました。今日は一年に一度の子供たちの聖歌隊が聖歌を歌う日だったらしい。祭服を着た小さな子供たちの姿はすごくあどけなくて可愛さが強いのに、いざ歌い出すと澄んだ声が神聖でびっくりした。神聖さっていうのはこんなにも感じられるものなんだね。これは宗教生まれるわ!

夕方のお祈りに参加したあと、聖歌キッズたちについていったら、うっかりハリーポッターのロケ地にたどり着いたので、うっかり写真だけ撮りました。わーいわいわいわい!

ロンドンに帰る

夕方のお祈りが終わったのは19時くらい。ちょっと夜のオックスフォードを散歩して、20時ちょっとすぎの電車に乗ります。

しっかり切符で改札を通る。

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子供の頃から狂おしいほど好きな、エビ味のクリスプ(ポテチ)を食べながらロンドンに帰ります。

ロンドンに帰ると21時くらい。最終日だと勘違いしていたので、大急ぎで大きなスーパーにお土産を買いに走ります。ピカデリーサーカスのスーパーでお土産をたくさん購入。

お土産買い終わると、もう22時くらいです。せっかく最終日(最終日じゃないんだけど)だし、良いご飯でも食べようかと1時間ほど歩きましたが、どこもやってない!なぜなら夜遅いから!ああ〜!

でも特にお腹空いてないからいいか、と言いながら帰ホテル。と、ルームサービスでたのめばいいじゃんと気づきます。そういえば、まずいフィッシュアンドチップス食べてないね、と……。

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ということで頼みました。フィッシュアンドチップス。

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あと、間違えて頼んだまたチップス。合計フィッシュアンドチップスアンドチップス。

見るからにまずそうなんですけど!!!!!!!!!ご想像の通り!!!!!!!!!!!非常にまずい!!!!!!!!!口のなかでモソモソする!!!!!!!!!!!!味もねえ!!!!!!!!!!!!いや味ねえな!!!!!!!魚とじゃがいもの味しかしねえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

二口食べて泣きそうになるくらい不味い。ルームサービスなので、これで2600円なのも非常につらい。何の仕打ちを受けているんだ?っていう気持ちになる。

塩……塩をくれ……。

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そんな我々を助けてくれたのは、またしてもこいつ。あ、味がするぞ!!!!!!これが味だ!!!!!!思い出した!!!!!!!!

本当にありがとう、謎のソース。そして、特に意味もなく2つ謎のソースを持ってきたわたし……。

ところで、イギリスっていつテレビつけても、何かしらのチャンネルで料理番組やってるんだけど、そこでは味をつける過程は存在しないの?どうしてこんなに料理番組やってるのに誰も参考にしないの?それとも、この料理まずさ事情に危機感を持った政府の意向なの?

興味本位で不味いものを頼んでも、面白いわけではなく単にテンションが落ちるだけだということを再度学びました。もうやらないから許してほしい。大量のチップスをどうにかしてほしい。それではまた明日……。

ヨーロッパ旅行記〜ロンドン2〜

朝起きる

今日も曇り。うっすらと太陽の光が見えるので、昨日よりはいい天気なのかも。

今日はAirbnbのお家を後にし、ホテルに向かいます。ありがとう謎の豪邸を持っている超親切なホストさん。毎日家にいたけど仕事いつしてるんだろう?

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家のすぐ下の公園にいた、捨てられたバナナの皮をぺろぺろするリス🐿

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今晩から2泊する宿。よろしくお願いします!

サイエンスミュージアム

天気の良くない日はミュージアムの日にしようと決めていたので、今日は心ゆくまでミュージアムをまわります。どういう仕組みなのかわからないけど、ロンドンの多くの博物館や美術館は無料で入れる。本当にどういうことなのかわからない。

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朝ごはんのチキンロール。見た目から全然味の想像がつかなくて、興味本位で頼んだのですが、中にカレー味のチキンが詰まってて美味しかった。まわりの衣?パンもさくさくでパクパク食べられる。美味しいじゃん!意外!(失礼)

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まずサイエンスミュージアム!恐竜が大好きだった子供の頃は隣の自然史博物館に狂気なほどの執着を見せていて、こっちの科学博物館に行くとわたしがキレるので、親が途中で連れて行くのを諦めた逸話があり、実はあまり記憶がありません。

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車のタワー。

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入り口の上から撮った写真。大英帝国が誇る蒸気機関が堂々とした佇まいで入り口にあります。

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面白かったんだけど、連日の疲れと微妙な体調不良でへちゃへちゃになったので休憩。科学博物館で同行者に眠気を訴える行為、20年前と変わらなすぎて笑う(笑うな)

写真は撮らなかったのですが、過去から今まで秘密文書を人類はどう扱ってきたか、という特別展がやっていて、はちゃめちゃ面白かったです。スパイとか、暗号とか、いつかクトゥルフシナリオに組み込んでみたい。

アフタヌーンティー

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来たぞ!!!!!アフタヌーンティーだ!!!!ナショナル・ポートレート・ギャラリーの3階にあるお店を、前日の夜に予約しました。

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アフタヌーンティーのメニュー。

サクサクのスコーンがたまらない!!!!昔から死ぬほどクロテッドクリームが好きで、ロンドンから帰ってきて禁断症状で死にかけたこともあるので、涙が出るほど嬉しい。なめらかで濃厚で、一切クセのないダイレクトなカロリーの味は、優しさと甘やかしを感じます。うう……気持ちいい……快……。

ロンドン着いてから、食べるパン食べるパンがもそもそで美味しくないんですが、このサンドウィッチはおいしい!

スイーツ、スコーン、サンドウィッチ、紅茶飲み放題で1人£34(サービス料、ナショナルギャラリーへの寄付金込)(5000円弱くらい)。ここまで出すと非常に美味しいものが食べられますね。一方で£5前後の食べ物(日本のコンビニで買うくらいのもの)はイマイチなものが多い、学びです。

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これは紅茶のおかわりを貰おうとして全然英語が話せずパニックになる私に、店員さんが書いてくれたカンペ。この後、2度くらい同じセリフを言うようにと席に来たり、別の店員さんに「日本から来たの?英語の勉強頑張ってね」と言われたり、街中英会話を繰り広げてもらえました……めちゃくちゃ恥ずかしい……。そのかわり、紅茶をおかわりする英語は話せるようになった。英語で紅茶をお代わりすることについては、右に出るものはいないと思います。ぜひ私に紅茶のおかわりをさせてください(?)

大英博物館

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やって来ました!!!!!!!!!!!!!大英博物館!!!!!!!!!!!!!もう外観がカッコ良すぎる。権力と財力を感じますね!

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とりあえずのロゼッタストーン。1回目は「石だなあ」としか感じなかったのですが、世界史を履修した今は「重要な石だったんだなあ」という意識の変化がありました。

エジプトの展示面白すぎる。生と死、宗教、魔術……抱えている中二病という病が疼きます。後これらを奪って返さない上に、堂々と掲げていくイギリスという国も面白すぎる。好き。

日本の展示は今日はおやすみだったらしいです。まあ展示品も毎日展示されてたら、お休みしたくもなるよね。私だって毎日見られてたら嫌だし。

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閉館間際なので人の少ない大英博物館。素敵。

夜いろいろ

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無印良品

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£2のパック豆腐。パック豆腐?飲むの?豆乳みたいに?

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どうしてもローカル謎食べ物を食べてみたくて、本日の夕飯はスーパーのパスタにしました。白いのがガーリックチキンクリームで、赤いのがトマトモッツァレラ。あとスコッチエッグ。ローカル謎食べ物を食べたいといいつつ、パスタを選んでしまったので、「置きにいってしまった」と若干反省。

あ……味がない……ガーリックの香りはするのに、塩分がまったくない……どうした?あとパスタの噛みごたえがまったくなく、歯を素通りしていく小麦の平たいなんらかになっている。スコッチエッグも塩分がない。なんで?味見しなかったの?塩足りないなって思わなかったの?伝統的に塩分を使わない地域なの?

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そんな我々を救ってくれたのがこの袋。スーパーでお弁当を買う人のために自由に取ることのできるなんらかのソース。中濃ソースよりスパイシーだけど、なんのソースかはわからず。スコッチエッグにこれをつけてたべたら、びっくりするほど味がして、戦時中贅沢品の調味料を使った人のごとく感動しました。ありがとうソース、ありがとう特に意味もなくこれを持ってきた過去の私。

面白半分にイギリスの食べ物に手を出しちゃいけねえ。普通にテンションが下がる。

本日はこれまで。また明日〜!

 

ヨーロッパ旅行記〜ロンドン1〜

朝起きる

おはよう!ぴっかり晴れな昨日と打って変わって、めちゃくちゃどんよりな曇り!これぞロンドンという感じでワクワクしますねえ

グリニッジ天文台

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バスを乗り継いで、30分ほどで到着。社会の教科書でお馴染みのグリニッジ天文台です。都会の川向こうってだけなのに、ほぼ何もない緑の丘に建っていました。ちょっと羊ヶ丘公園みたい。

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ほのかにつくばのエキスポセンターの香りがする、グリニッジ天文台近くの宇宙博物館のカフェに入りました。朝ごはんのキャロットケーキ。甘いし美味しい〜。上の白いクリームはなんだろう?こんだけ量あるのに結局最後までわからなかった。クリームチーズ

キャロットケーキ、名前と味に大きな隔たりがあるなあっていつも思う。食べたことない人は食べてみてください。

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£10くらいを払って、入場。とりあえず本初子午線をまたいで写真を撮るやつはやっておく。やーいお前の母ちゃん左足が西経で右足が東経〜

本初子午線があるだけかと思ったら、人類が時間や位置をどのように正確に知ることができるようになったのかという壮大な歴史を語る展示があり、かなりじっくり過ごしてしまいました。日本語のオーディオガイドもあり、情報がバッチリ伝わってきて普通に興味深かったです。あとスチームパンク的な胸のときめきがある。

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本初子午線。

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これは標準時刻を生きるリス。ロンドンの公園には野良猫みたいな感じでリスがいて、子供の頃はピーナツを持ってリージェンツパークに行って、リスに手渡しするのが大好きでした。今回も行こうと思ったけど、意外と遠かったので断念。

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グリニッジ天文台から駅へ歩く途中の電話ボックス。

カナリー・ワーフ

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本初子午線から離れゆくのを感じながら、グリニッジから2、3駅のカナリー・ワーフという金融街へ。古き良き街並みなグリニッジから、ほんの数駅で、数十階の高層ビルが立ち並ぶ洗練された大都会に変化する様子はちょっと恐ろしいものがあります。

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新海誠が好んで描きそうな大都会やー!

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「おにぎりが食べたい……」って言いながら歩いてたら、ちょうどよく見つけたwasabiでおにぎりを購入。£2.2(300円ちょい)。セブンイレブンなら2つと半分くらい買えてるけど、禁断症状を抑えるには安いくらいだぜ。フィルムが微妙に開け難くてキレる。今まで絶妙なバランスでおにぎりフィルムは成り立っていたんだね。

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お昼ご飯のハンバーガー。ハンバーガーと言いつつ、お肉がお豆を固めた物でできていてめちゃくちゃびびった。よく見たら、ヴィーガン用のハンバーガーでした。お肉の方が絶対美味しいけど、初めての経験としてはいい感じ。お豆でお肉開発者の涙ぐましい努力を感じます。

テート・モダンと夕飯

写真はないんですが、カナリー・ワーフ後は現代アートの美術館であるテート・モダンへ。ほんとうに今ちょうど活躍する芸術家の中に、しれっとダリとかピカソとかいて、気の抜けない美術館ですねえ。

現代アートはメッセージ性が強いのが多くてちょっと疲れる。意味深なモチーフに、あるかどうかも分からない強い感情や意図を感じるのはちょっと不毛なMPの消費な気がします。好きな作品とか作家はいたりするけどね。

閉館時間になり追い出される。

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追い出されたのでまたロンドンをふらっと歩きます。これはテート・モダンのすぐ前のミレニアムブリッジから撮った夜景。なぜか空に青い光がぽわーってなってた。

お腹が空いてなかったので、あてどもなく来たバスに飛び乗ってみます。20分適当に乗っていましたが、どこに行くのかワクワクしました。ロンドンの公共機関は、1日£7.5でキャップがかかって、それ以降運賃が加算されないので、このように自由な乗り方もできる。すごい!

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バスもふんわり降りて、夕飯へ。目的のイタリアンは満席だったので、近くのちょい高いイタリアンに入りました。美味しいんだけど、パスタが強アルデンテで、もちもちもちもちもち噛みながら食べました。でもお店の人に「美味しい?」的なことを聞かれたので、手をグーにしながら「イエス!」と答える。海外のお店の人、結構な確率で美味しいか聞いてくるんだけど、ここでノーと言える人どのくらいいるのか気になります。あと言うとしたら、どんな風に言うんだろう……?

と、疑問に感じながら帰宅。連日早起きで歩き回ってるので、疲労は結構あります。忍び寄る風邪の気配もある……治るといいな〜