ヨーロッパ旅行記〜ブリュッセル→ロンドン〜

ブリュッセル出発

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時差ボケで朝起きるとやっぱり暗い。でも外に出てみるとめちゃくちゃ晴れてて、澄んだ空気がきもちいいです。

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泊まったホテル。洗練された街並みの中、なぜかピンクの照明で、妖しい雰囲気を醸し出していましたが、良いホテルでした。ありがとう。

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今日のパプリカ。ユーロスター搭乗前のラウンジで売ってた。

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朝食は卵とサーモンの謎の食べ物でした。たしか名前はスコティッシュブレックファースト?だったかな?謎だったけど、まあまあ美味しかった。謎の物体を買ってもまあまあ美味しいベルギーはすごい!

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ユーロスターに乗ってロンドンへ!電車なのに出国審査がありました。北海道に行くのにも、沖縄に行くのにも出国審査いらなかったのでなんか不思議な感じ。そんな感覚。

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ユーロスターの車窓とお寿司🍣このお寿司、€9.9(1200円くらい)でした。高い!スシローだったら300円だよ〜(無茶)でも、サーモンは油が乗ってるし、かっぱ巻きにはクリームチーズが入っていて、まろやかで美味しかったです。お寿司屋さん行ってかっぱ巻き食べるのはなんか負けた気がするから、いつもは食べないんですが、これなら頼んでもいいかも?うーん、やっぱり頼まないかな……きゅうりだし……きゅうり好きだけど……

ユーロスターは、いつものLCCの座席くらいかな?旅に行くごとにLCC乗ってたら、日本の新幹線乗って大はしゃぎした私の経験からすると、今回そんなには広さに感動しなかったので、ひろーい!という感じではない。隣に座った人と肘が結構当たるしくっついてる感あるから、知らない人だったらちょっと嫌かも?という距離感。多分咀嚼音とか気になって、ご飯とか思うままに食べられないな〜。

道中の景色は、ヨーロッパの田舎という感じでした。ぽつぽつ町があって、教会があって、小麦畑があって……みたいな。「なだらかな丘陵地帯」という表現、小説とか教科書ではよく見るし、想像もつくと思っていたけど、実際見ると、「あ!これがなだらかな丘陵地帯だ!」って『理解』が生まれる。すごい、自分の「想像がつく」がいかに浅はかだったか思い知った。心に留めておきたい。

ロンドン到着

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2時間の電車の旅を終えて、ロンドンのSt.Pancras駅に到着!

ロンドンには、幼少期1年だけ住んでいて、中学生の頃にも一度滞在し、そして今回が3度目となる思い出深いお国です。10年ごとに来ていることになるので、ユーロスターに乗っている間から「次は34歳かな〜」と思っていたり。まだ着いてもいないのに気が早い。

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霧の街とか、雨が多いとか言われるどんよーりとしたイメージのロンドンですが、着いた日はなんとぴっかり晴れ!ワクワクが止まらない!!!!

ロンドンに出張に来ていた父がヒースロー15時発の飛行機で飛び立つことになっていて、12時着の私たちと3時間だけ重なる時間があったので、奇跡のロンドンでの再会を果たそうとしますが、お互い面倒になり放棄。残念。

大きなスーツケースをゴロゴロしながら、地下鉄に乗り、バスを乗り継いで今晩お世話になるお宅へ。

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2日お世話になるAirbnb(民宿みたいなもの)のお家が凄すぎて、震える手で写真を撮りました。9階のガラス張りのマンションから見下ろすサウス・ロンドンの街並み!もはや暖房のごとき太陽の熱が眩しいほどです。本当に天気の良い日でよかった!ホストの方はここに住んでいるらしい。こんなところに住んでたら、毎日がバカンスじゃん……うらやましい……

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借りたお部屋も共用の部分も丁寧に綺麗にされていて、ちょっと体が縮こまってしまいます。部屋に大きな絵と謎の顔の像置いてあるの、完全に上流階級だ……本当に存在するんだ……。

ロンドン散策

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すごい部屋に唖然としたあと、ぴかぴかに晴れた最高の天気のロンドンの街へ繰り出します。二階建てバスの先頭に座ってブーンと行くと、かの有名なロンドン橋に間違われがちなタワーブリッジを渡って行きます。特にリサーチしたわけではなかったので、めちゃくちゃテンション上がるぞ!多分リサーチしていてもテンション上がってたと思う!

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タワーブリッジの近くでバスを降りて、昼食を探します。写真はお昼の持ち帰り用パスタ(を店内で食べている様子)。パスタのお弁当。塩っけがないので結構お塩と胡椒をふりました。全体的に味の濃かったベルギーと比べ、塩味が極端に薄いイギリスの食べ物。昔から濃い味が好きなので、かつて暮らしていた頃のフラストレーションを思い出して懐かしさに包まれます。でも記憶よりおいしい。パスタの固さちょうど良いし。

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今日のパプリカ。

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ロンドン塔のすぐ近くにあるフェリーターミナルにふらっと立ち寄ると、テムズ川のクルージングがあることを知りました。せっかく天気もいいし、ビッグベンやロンドンアイ(観覧車)の方までクルーズしたい!と、謎に高いロンドンアイチケットが合わさった券を購入。豪遊だなあ。

テムズ川クルーズ

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16:30発だとチケット販売所には書いてあったのに、何故か一生来ない船にようやく乗船。微妙に日も傾いてきてるけど……。昼間はぴかぴか晴れで日光もあったから、暖かいと思われたロンドンですが、ここに来て非常に寒い!凍える中、船上に出ます。カモメに挨拶。

船が出航!

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これは、タワーブリッジにロンドン橋の名前を奪われそうなロンドン橋。なんてシンプルなんだ。私は好きだよ。

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テムズ川に沈む夕日よ。

この頃からもう寒すぎてあまり記憶がない……写真はいっぱいあったから、多分感動してたんだと思います……

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分かってはいましたが、ビッグベンは修復中です。なんか毛虫みたいになっちゃってる。やっぱりちょっとがっかりですが、まああまり見ることのない景色だと思えば……。

ということで、このビッグベンの足元でクルーズは終わり。感覚がないくらい冷えた手が気にならないほど、良いクルーズでした。でも、次はビッグベンの修復が終わって、もう少し暖かい日がいいな。

ロンドンアイに乗る

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船を降りたら、フェリー降り場のすぐ川向いにあるロンドンアイに乗りましょう!なんと運の良いことにクルーズチケットにロンドンアイのチケットもついてる〜!(買っただけ)(しかも一人クルーズ観覧車合わせて5,500円とか)

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イギリス行くときの付き添い人である父が高所恐怖症だったので、ロンドンアイに乗るのは初めて。1カプセルに数十人乗るんですね。効率良さすぎるでしょ。チケット一人3,000円とかなのに効率も良いってどういうこと?1カプセルで約7万とか稼いじゃうじゃん。私の1ヶ月のバイト代より高いじゃん。

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妖しいピンクの光に照らされながら登って行きます。一周は約30分くらい。

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ああ、本当に綺麗!ロンドン来て本当によかった!ロンドンアイのメカニカルでサイバーな感じと、数千年前から栄えている歴史ある街の光の対比が私の性癖のツボをゴリゴリと押してくる。ありがとう……ありがとう……。

夜のロンドン

ロンドンアイを降りると、その先はノープラン(別に今までプランがあったわけではないけど)。適当に川沿いを歩きます。

ロンドンアイのすぐ近くに、ナムコの施設を発見。ナムコの文字、実家のような安心感。

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おもむろにDDRをやり始める人の後ろ姿。ちょっと目を離したら、他のプレイヤーと一緒にプレイしてて、地元のゲームセンターなのかと脳が勘違いして混乱しました。ナムコ、恐ろしいところ。

何故か汗だくの人を連れて、凍えるほど冷たい夜のロンドンを徘徊する人になる。怪しすぎる。

ウェストミンスターをあてもなく歩いて、ほどよくお腹が空いたので、どこかおいしいパブを探しに行きます。ネットで良さそうなパブを見つけたので、バスでぶーんと行く。どのパブも道にはみだすほど人がいるので、目的のパブに入れるのか歩けば歩くほど不安でしたが、すんなりと座れてよかった!

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ウオオオーー!エーーーールだ!!!!!!このエール、泡があまりにも滑らかで、本体も苦味控えめで、私が飲んだビールの中で一番美味しかったかもしれない。この旅「一番美味しかった」を言い過ぎなので、今回は「かなり好みの味だった」と言わせてもらいます。そもそもあまりビールは好んで飲まないけど、(苦いし甘くないし)、これは飲みやすい!おいしい!って思いました。

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「おいしくないフィッシュアンドチップスが食べたい」という意見を表明する彼氏を尻目に、衣サクサク!!!!!!!!!!お魚ふわふわ!!!!!!!!!!ちょうど良い塩味!!!!!!!!!のはちゃめちゃおいしいフィッシュアンドチップスを注文。本当に美味しいんだよね……美味しいフィッシュアンドチップスって……美味しいから美味しいに決まってるんだけど……トートロジーになってしまった……。

パブを出たら、バスにのってシュッとお家に帰ります。あの素敵なお家でどんな素敵な生活が擬似体験できるのか楽しみ。それではまた明日!